もうすっかり冬の季節になりました。このブログを書いている2025年11月25日の16時現在は、外気温11度で肌寒くなっており、ストーブが必要になってきました。
ということで、私が長年愛用しているフジカの石油ストーブをご紹介。
通称:赤フジカ

このストーブは元々キャンプ用に購入したフジカのハイペットというストーブで、10年程前にヤフオクで購入してそれ以来愛用しています。
年季が入っており、360度どの角度から見てもレトロ感が漂います。
タンクに灯油を入れて、チャッカマンで火を付ける昔ながらのストーブで、私のはおそらく昭和期モデルになります。

この燃焼部が下からの炎で熱されて熱くなり、暖かい熱気が上昇する円柱型のものです。なので部屋の真ん中に配置すると効率が良いと言われていますが、部屋の隅に配置しても問題なくお部屋が暖かくなります。
サーキュレーターを天井に向かって空気を撹拌させてあげると更に効率が良いですが、まだそこまで外気温が寒くないため、それを行うのはもう少し後ですね。
優れているところ・不便なところ

優れているところ
このフジカのハイペットシリーズで便利なところといえば、電源が不要なこと(よって場所を選ばずどこでも使える)、天板の上にやかんや鍋を置いて調理ができることでしょうか。
上に物を置くのは確か公式には推奨されていなかったと思いますので自己責任で行うことになりますが、外気温がもっと寒くなって空気が乾燥してくると、やかんや鍋が加湿器代わりになりとても便利です。
そして一番はやはり円柱ストーブの優しく自然な暖かさ。火が部屋をじんわりと暖かくしているという感覚で、部屋で過ごしていても息苦しさが無く、このストーブと過ごしていると穏やかな気持ちになれるような気がしています。あくまでも「気がしている」だけな・・・いや、その効果はあるはず!(笑)
不便なところ
まずタンク容量が4Lも無いため、1~2日で灯油を補充しないといけないこと。なので毎日使うのであれば2日に1回は給油作業が必要です。
またファンヒーターと比べると圧倒的に部屋が暖かくなるのに時間がかかります。サーキュレーターを使えば若干時短にはなると思いますが・・・。朝オフィスに来て火を付けて、気が付いたら部屋が暖かくなっているという感じです。
あとフジカに限ったことではないですが、このような昔ながらのストーブはたまに換気してあげないと、一酸化炭素中毒になる可能性があると思います。とはいえ私自身、てっきり換気を忘れて使っていることが何度もあり、問題になったことは一度もありませんが、基本的には換気を心がける必要はあります。

とはいえやはり私はこのような昔ながらのストーブが心地よくて好きです。自分が小さい頃から身近にあって、親しみがあるからかもしれません。
人によっては灯油の匂いが嫌だという方もみえると思いますが、私はおそらく耐性があるのだと思います(笑)ただ灯油臭いのは着火時と消火時なので、着火時は窓を開けて数分してから窓を閉めればいいのかなと。
あとは窓をほんの少し開けておくと、一酸化炭素対策にもなるかと思います。
ということで、昔ながらのストーブは手間もありますが、それ以上に“豊かな時間”を与えてくれる道具だと思っています。これから暖かくなるまでお世話になります。