こんにちは。BIRTHDeYの安江です。

2026年1月22日、私が所属している
日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)岐阜支部のイベントとして、瑞穂市・本巣市・北方町を巡る一日がありました。

旅といっても日帰りです。
JAGDA岐阜では、不定期でこうした「岐阜を巡る時間」をつくっています。

岐阜でデザインやものづくりに関わる立場として、まずは自分たちが住んでいる岐阜を知ろう、という考えから始まった取り組みだそうです。

これまでに岐阜市、大垣市、高山市、飛騨市などを巡ってきて、今回は瑞穂市に住み、事業所も置いている私に声がかかり、一日のスケジュールを組む役割を担当しました。

穂積駅周辺を歩くところから

当日は朝11時、瑞穂市の穂積駅周辺に集合してもらいました。
まず最初に企画したのは、穂積駅の周辺を徒歩で散策することです。

穂積駅は、通勤や用事で利用する人は多いと思いますが、
「駅のまわりを歩いたことがあるか」というと、意外とそうでもない人が多いんじゃないかな、と前から思っていました。

瑞穂市は、正直に言うと、
いかにも「デザインされている」と感じるものが他の市町村と比べて多い街ではないかもしれません。
でも、それが大きな問題になっているかというと、そうでもない。

だったら、あえてその“何もなさ”も含めて、
一度みんなで歩いてみるのもいいんじゃないか。
そんな気持ちで、最初の散策を入れました。

駅前の不思議な空間

私の事務所前から歩き始めて、穂積駅前へ。
近くにある屋台寿司や居酒屋の話をしたりしながら進みます。

駅の西側には、ロータリーとステージ、
コンテナが並んだ少し不思議なスペースがあります。
イベントもできそうだけど、使われ方が定まりきっていないような、独特の雰囲気を持った場所です。

そこから南へ歩き、瑞穂市役所やCCNの施設を外から眺めて、そこで折り返し。

帰りは一本東側の道を通って、建物や街の空気を感じながら戻りました。

戻ったあと、私の事務所を見たいという声があったので、
少しだけ中を案内して、植物の話をしたりしていました。

昼食は喫茶店ファインへ

その後、車2台に分かれて瑞穂市の喫茶店「ファイン」へ。
この日は私にとって2回目の訪問でした。
店内が広く、メニューも多くて、人数が多くても無理なく入れる。

それだけでなく、前に来たときの雰囲気がとても良くて、
ここならきっと落ち着いて食事ができるだろうと思って選びました。

それぞれが好きなものを注文して、
ゆっくり昼の時間を過ごしました。

柿畑で聞いた話

昼食後は、瑞穂市の柿農家「せっきーファームさん」へ。
瑞穂市は冬柿発祥の地と言われていて、せっかくなら柿の話をちゃんと聞いてみたいと思い、オーナーの関谷さんに協力していただきました。

当日は寒波の影響で、風がかなり強く、屋外で話を聞くにはなかなか厳しい状況でした。
正直、みんな「寒い…」という表情で、話どころじゃない雰囲気もありましたが(笑)、それでも関谷さんはとても熱心に説明してくださいました。

柿が実っている時期ではなかったので、木の形や剪定の話、一年を通してどう手入れしていくのか、そういった話が中心でした。

関谷さんは柿農家であり、瑞穂市の市議会議員でもあります。
柿農家が減っていく中で、冬柿という文化や地場産業を残していきたい、そういう思いから農業を続けているという話が印象に残っています。

一人で続けていくことの大変さと、それでもやると決めた人の強さを感じる時間でした。

本巣市で、ミニバラの現場を見学

次は本巣市にあるセントラルローズさんへ。
ここは、私が独立してからずっとお世話になっている会社で、付き合いとしてはもう25年近くになります。
今回のイベントの趣旨を伝えたところ、快く視察を受け入れてくださいました。

ミニバラの生産現場を、ビニールハウスの中を回りながら案内してもらい、それぞれの役割や流れを説明してもらいました。

業界全体の変化の話も少し聞きながら、生産から流通までを一貫して担っている現場を見ることができたのは、とても貴重な時間だったと思います。

ハイタウン北方と北方町役場

最後は北方町へ。
建築で知られる「ハイタウン北方」を車で回りながら見学しました。

ハイタウン北方は、複数の女性建築家が関わった集合住宅で、建築関係者が全国から訪れることもある場所だそうです。

賃貸住宅ということもあり、敷地内を歩き回ることはせず、外からゆっくり眺めるかたちになりました。

そのすぐ近くにある北方町役場も外観だけ見学。
夕方の遅い時間だったので中には入れませんでしたが、
町の姿勢を感じさせる、印象的な建物でした。

夜は岐阜市で食事へ

ここで一旦解散となり、その後は岐阜市で食事会を開きました。
一日の出来事を振り返ったり、それぞれの話をしたりしながら、ご飯とお酒を楽しみ、良い時間になりました。

振り返って

今回、主催側の立場で関わってみて、瑞穂市に住み、瑞穂市で事業所を構えていながら、実はちゃんと街のことを見ていなかったな、と感じる場面が多くありました。

観光名所が多い街ではないけれど、住む場所としての理由や、人が集まる背景は、確かにある。

今回の一日は、瑞穂市を知るきっかけとしても、とてもいい時間だったと思います。

本当にいい一日でした。

※鷲見さんお写真いくつか使わせて頂きました!ありがとうございますm(_ _)m